シュガーレース

【ツイステ】シュガー・レース1-2「リトワーズワールド」|ネタバレと伏線の考察

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当ブログでは、地道にメインストーリー、パーソナルストーリー(パソスト)、イベントストーリーに散りばめられた伏線を深掘りして考察しています。

今回は、イベント「シュガー・レース~おかしな世界と歪んだ王冠~」第1章「接続 リトワーズワールド!」より、エピソード1-2「リトワーズワールド」を考察していきます。

あらすじは、レンタルしたVRゴーグルがトレイの部屋に届き、たった1枚の説明書を頼りに初めてリトワーズワールドへログインすると、実名登録を経て降り立ったターミナルの光景に圧倒されるという、トレイの初ログインを描く回です。

前話で言葉として説明されたリトワーの仕様が、この回ではトレイ自身の体験として一つずつ確かめられていきます。何気ない初ログインの描写の中に、この世界の性質を示す設定が紛れているので、伏線要素を考察していきます。

注意ポイント


なお、伏線要素の裏付けがストーリー上で見つかった場合は随時加筆をしていきます。

登場キャラクター


トレイ[制服]

※リリア、ケイト、マレウスは名前のみの登場です。

ストーリーのネタばれ

  • 待ち合わせの時間に向け、トレイは配達予定日に届いたVRゴーグルを開封する。「さっそく開けてみるか。ケイトやリリアたちとリトワーで待ち合わせしてるし……」
  • 中に入っていた説明書はたった1枚だけ。「VRゴーグルをヘッドストラップで頭に固定する」「ゴーグル右側面にある電源ボタンを押せば、自動でチュートリアルが始まります」とだけ書かれている。
  • 言われるままにゴーグルを被り、右側面の電源ボタンを探り当てると、「おっ、なんか青い画面が出てきた」。
  • システムの案内でアカウント登録が始まる。「新規ログインを確認。アカウントの登録を開始いたします」「名前を入力してください」。
  • 登録できるのは実名のみ。トレイは「賛否あるって言ってたけど……俺にとっては色々考える必要がなくてこっちの方が楽でいい」と受け入れ、「Trey Clover」と入力する。
  • ログインしたトレイが降り立ったのは、たくさんの人が行き交う駅のような巨大なロビー「ターミナル」。「すごい……ここがリトワーズワールドか!」
  • 「ただ画面が切り替わっただけなんだろうが、まるで一瞬で違う世界に辿り着いたようだな」と驚くトレイ。天井は学園の体育館よりゆうに大きい。
  • 「壁や床の質感もリアルだし……目に見えるもの全部が色鮮やかだし、音も現実とまったく変わりない」と、五感の再現度に圧倒される。
  • 「……おっ、そういえば普通に歩いてる。ゲームの世界なのに! 本当にイメージするだけでいいんだな」と、思考読み取り式の操作を身をもって実感する。
  • モニターの下には「ゲート」があり、その中に入ると映画やマジフトの試合といったコンテンツを楽しめるらしいことが分かる。
  • 試しにゴーグルを外すと元の自分の部屋。つけ直せば、またターミナルに戻ってこられる。
  • 歩き回るうちにベンチに思いっきりぶつかるが、「……くない? 思いっきりぶつけたのに!?」。「そうか……本物にしか見えないけど、仮想現実空間だから痛くないのは当たり前か」と納得する。
  • 締めは、待ち合わせ場所のインフォメーションを探しに向かうトレイの姿。

伏線要素の考察

ストーリーの流れを踏まえた上で、作中のセリフや描写から読み解ける3つの重要な考察・伏線ポイントを深掘りしていきます。

① 実名登録と「素体」の意味

リトワーのアカウントは実名登録が必須で、アバターも本人の姿が素体になります。

システムの「名前を入力してください」という案内に、トレイは「Trey Cloverっと……。これでいいのかな」と自分の名前をそのまま入力しました。「賛否あるって言ってたけど……俺にとっては色々考える必要がなくてこっちの方が楽でいい」という受け止め方も、トレイらしいところです。

匿名で別人になりすますことができない世界。だからこそ、この世界では「誰が言ったか」が常に明らかになります。

実名の世界と、素性の曖昧な存在

本編では、素性の知れない「ヌガー」という存在が王国を探していました。

実名登録が前提の世界で、名乗りも素性も曖昧な存在がどう扱われるのか。彼は正式なプレイヤーとしてログインしているのか、それとも世界の外から入り込んでいるのか。この回の登録シーンは、その疑問を裏側から照らす場面にもなっています。

あわせて、1-1で確認した「現実の得手不得手がリトワー内にも反映される」という仕様も、実名と素体という形で具体化しました。リトワー内の姿と能力は、現実の自分と地続きだということです。

② 「痛くない」世界の危うさ

「そうか……本物にしか見えないけど、仮想現実空間だから痛くないのは当たり前か」

壁や床の質感、色鮮やかさ、音まで現実とまったく変わらないのに、思いっきりベンチにぶつかっても痛みだけがありません。五感のほとんどが再現されているのに、痛覚だけが抜け落ちている世界です。

危険を危険と感じにくい世界

痛みがないということは、危険を危険と感じにくいということでもあります。

現実なら痛みで止まるはずの行動にも、ブレーキがかかりません。本編の字幕にあった「逆らう者には砂糖の闇を」という言葉と合わせて考えると、この「痛くなさ」が、物語の不穏さにつながっていくのかもしれません。

③ ターミナルとゲートの構造

「ただ画面が切り替わっただけなんだろうが、まるで一瞬で違う世界に辿り着いたようだな」

ログインしたプレイヤーがまず降り立つのは、駅のような巨大なロビー「ターミナル」です。天井は学園の体育館よりゆうに高く、たくさんのプレイヤーが行き交っています。モニターの下には「ゲート」があり、その中に入ると映画やマジフトの試合といった各コンテンツへ進める構造のようです。

説明だった仕様が「体験」になる

この回でもう一つ重要なのは、1-1で「説明」として語られた仕様が、トレイの「体験」として裏づけられたことです。

「……おっ、そういえば普通に歩いてる。ゲームの世界なのに! 本当にイメージするだけでいいんだな」という実感は、思考読み取り式の操作が言葉通りであることの証明です。試しにゴーグルを外せば元の自分の部屋に戻れることも含め、現実とリトワーの行き来の感覚がここで一通り示されました。本格的なコンテンツに入る前に、この前提を押さえておく回だと言えます。

まとめ

今回のエピソードで得られた要素を整理すると、以下の通りです

  • 未回収・様子見:リトワーの名前登録は実名のみで、アバターは本人の姿が素体になる
  • 未回収・様子見:仮想現実空間では痛みがない(危険を感じにくい世界の危うさ)
  • 未回収・様子見:ターミナルとゲートの構造(ログインした者が集まる玄関と、各コンテンツへの入口)
  • 関連・深化:現実の得手不得手がリトワー内に反映される仕様(1-1)が、実名登録と素体という形で具体化した
  • 回収済み:なし

初ログインの観光回に見えて、実は世界のルールの「体験編」だった1話でした。次回はいよいよ、ターミナルで待ち受ける存在との対面です。今後のストーリーで裏付けが見つかれば、随時加筆していきます。

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